24日(土)

 

13:45 受付

 

14:00 講師1

 理学療法士として骨折の治癒を邪魔させない方法

 (下腿骨折を中心に)

   副島整形外科 矢野雅直 先生

概要

運動器疾患の理学療法は変性疾患や外傷性疾患の保存療法・術後後療法として関わる機会が多い。
今回、外傷性疾患の中でも下肢骨折をターゲットに治癒阻害させない為の配慮すべき点を呈示する。
骨折治療の基本原則は整復、固定、リハビリテーションである。リハビリテーションを担う理学療法士として、骨折部への過剰ストレス、循環不全に対して力学的また自律神経に考慮した評価から治療展開を紹介する。

15:45 講師2

 臨床と研究から見えるもの  

   福岡志恩病院 中元寺聡 先生

概要

現在、理学療法分野のみならず、医療の現場において様々な情報が錯綜して、それを取捨選択することが難しい時代となっています。

 ただ、臨床においては今理学療法に対するエビデンスが求められており、より適切な理学療法を提供するには、情報を整理し臨床に還元しなければなりません。
 今回は、先人の研究から臨床に還元するプロセスを、私なりに解釈してお伝えできればと考えております。

  

17:30 講師3

 運動療法のために必要な骨盤帯の機能解剖

     文京学院大学 山﨑敦 先生

概要

今回のセミナーでは,骨盤帯の機能解剖学,病態運動学を概説します。
その上で,腰部-骨盤帯の運動療法のエビデンス(レビュー)を紹介いたします。
骨盤帯に関する機能解剖の知識を補充したい方にお勧めします。

  

18:30 終了予定

 

19:30 懇親会

 

25日(日)

10:00 症例1

 足関節・足趾の自主トレーニングにより、

                歩行時の疼痛軽減を認めた症例

  柳川リハビリテーション病院 竹田賢司 先生

概要

 私たちセラピストが患者に触れる時間は24時間の中でごく僅かである。よって、日常生活内における自主トレーニングの指導は、身体機能の維持・向上に重要であると考える。
今回、歩行時に右第5中足骨頭部に疼痛が生じていた脳動静脈瘤奇形術後の症例を担当させて頂き、自主トレーニングを「どのように評価し、選択したか」について発表させて頂く。

 

11:00 講師3

 足部から考える変形性膝関節症に対する理学療法戦略

 ~上行性運動連鎖による重心制御的観点より~

  愛野記念病院 川口雄一 先生  

概要

変形性膝関節症(膝OA)を「荷重下における脛骨の回旋制御不全症候群」として捉え、足部との関係性を考察しながら様々なGradeの膝OAに対応可能となる治療プランニングまでの大まかな流れを提示させて頂きます。

  

12:30 昼休み

 

13:30 症例2

 膝複合靭帯損傷患者のスポーツ復帰に向けて

  百武整形外科 立川千紘 先生 

概要

バトミントンにて複合靭帯損傷を呈した症例を担当する機会を得た。膝複合靭帯損傷は、十字靭帯と内外側どちらかの側副靭帯との組み合わせで生じる疾患である。バトミントンの競技復帰するにあたり再発防止に向け、受傷時の状況をもとに理学療法評価や動画を用いての歩行・動作分析を行った症例を提示する。

 

14:30 講師4

 運動療法のために必要な腰部の機能解剖

   文京学院大学 山﨑敦 先生

概要

今回のセミナーでは,腰椎の運動学,腰椎の運動連鎖を概説した上で,
腰部-骨盤帯の安定性に寄与する筋の運動学,病態運動学を説明します。
解剖学,運動学の基礎知識を再学習したいと思う方に,受講をお勧めします。

 

16:00頃終了予定