柳FES 2019

日程:平成31年3月23日(土)、24日(日) 

会場:ももちパレス  

参加費:両日5,000円

            一日(23日or24日)3,000円

    

 

24日(土) 

14:15~16:00

歩行分析に必要な膝関節の機能解剖と運動学 
                     文京学院大学 山﨑敦 先生 
概 要
歩行分析を行う上では,下肢の関節における機能解剖学は不可欠である。このセクションでは,膝関節の機能解剖を概説した上で,歩行に関連した膝関節の運動学について講義する。

 

16:15~18:00 

重症膝OAの重心移動戦略と歩行動作を考える

 pieglo 川口雄一 先生

概要

膝OAの進行の一要因として、膝屈曲域での過剰な軸圧や回旋ストレスが考えられます。

膝OAの進行予防は膝伸展可動域の改善による膝伸展位付近での荷重シフトですが、例えば膝関節の伸展制限が著明で徒手的に改善できない...腰椎後弯変形がある...などのマルアライメントが混在する場合、理想的な重心移動戦略を治療に使用できません。

今回は、そのような不可逆的変形による重心移動戦略の破綻例に対する歩行動作への介入を考えてみようと思います。

 

19:00~懇親会

 

25日(日)

10:00~10:45

腰痛により歩行速度が低下した症例の復職に向けて

 柳川リハビリテーション病院 阿部ゆうみ 先生

概要
腰痛の発生は、様々な身体機能の低下が相俟って腰椎-骨盤リズムの乱れなどを生じさせることが問題となります。
今回、1年半前に腰椎椎間板ヘルニアと診断され、腰痛による歩行速度低下が原因で、復職が困難である症例を担当させて頂きました。股関節可動域制限に着目しアプローチした結果、歩行速度の改善がみられ、職場での業務効率向上に繋がりました。
また本症例は、関節可動域練習時、慢性疼痛における運動不安感から他動運動が困難であり、自動運動を中心としたアプローチが奏功したため、工夫した点についても併せて報告させて頂きます。

 

11:00~12:30 

歩行分析に必要な足関節・足部の機能解剖と運動学 
                     文京学院大学 山﨑敦 先生 
概 要
歩行分析を行う上では,下肢の関節における機能解剖学は不可欠である。このセクションでは,足関節・足部の機能解剖を概説した上で,歩行に関連した運動学について講義する。

 

13:30~14:15 

高位脛骨骨切り術後の静的足部アライメントと歩行の変化

 百武整形外科 松瀬携 先生

概要

高位脛骨骨切り術後の静的足部アライメントと歩行の変化について筋電図を用いて検討した。

 

14:30~16:00 

運動器疾患における歩行分析のポイントと治療の実際

~足関節、足部機能に着目して~

 副島整形外科病院 溝田丈士 先生

概要

臨床場面において、歩行分析の解釈、治療及び、その治療効果の成否は、何をアウトカムとするのか?(疾患の進行・障害を予防・床症状・歩容)で異なるため、悩むことが多い。

すなわち、アウトカム次第で、治療すべき歩行能力や歩容が大きく異なるため、多様な対応が求められる。

今回は下肢疾患を例に、実際の臨床にてどのような歩行分析を実践し、症状・歩容を評価・解釈し、治療するかに関し、解剖学的な知見を交え紹介させていただく。

 

16:00過ぎ終了予定