参加者の声

・なんとなくではなく、臨床をやっていこうと思います

・ぜひ、明日からの臨床に活かしたい

・とても楽しく参加させていただきました

・フラットなところ、また参加したいともいました

・低コスト・ハイクオリティなこの研修会が好きです

・また一年間頑張りたいと思った

・いろいろな先生方の実際の臨床の経験を聞くことが出来た

・人数も多すぎず、質問もしやすかった

・資料はカラーで見やすかった

・基礎的なことから応用的なことまで幅広い話を聞くことができた

日程:平成27年3月21日(土)、22日(日) 

会場:ももちパレス         

21日(土)

1400 集合

1415 :感覚を整える

  東和病院  田中 洋平 先生

概要

人間の行為・運動は筋肉や骨が自ら動くのではなく、身体と環境からの感 覚情報の相互作用により生まれます。つまり、行為・運動はあくまで「結果」なのです。実際の臨床において一つの不快な感覚情報が身体と環境の相互作用を邪魔し、動作・姿勢に影響を及ぼし、疼痛などの病理につながることは多いように感じます。今回、身体の一部が不快なものとなり腰痛を呈した症例をベースに、「なぜ、どのように」感覚情報を治療として用いるのかをお話しできればと思います。

1500 休憩

1515 変形性股関節症 その病態と治療

福岡記念病院 今坂 義満先生
概要:
単に変形性股関節症と言っても、病態や重症度も様々です。当院では、年間約150股の人工股関節全置換術及び寛骨臼移動術を中心とした骨切り術を実施し、その術後リハビリテーションを行っています。
変形性股関節症は、股関節由来の疾患とは限りません。経過も様々です。また股関節のみの治療で改善するものでもありません。当院では全身疾患として捉え、アプローチしています。
その病態と経過、手術と術後治療についてご紹介させていただき、皆さんの今後の治療の参考になればと思います。

1600 休憩

    凍結肩に対する評価と治療戦略例

1615 南川整形外科病院 鶴田 崇 先生

    概要:

肩関節拘縮の分類で突発的に起こる一次性が凍結肩と言われている。凍結肩は、分子生物学的な研究とともに病態解明が進んできているが、未だその全容は明らかでは無い。臨床症状と経過から、炎症期、拘縮期、回復期の3つに分けられる。また病態要因は多様であるため、肩関節のみだけではなく患者が抱えている生活・社会的環境や身体的特性を評価した上で治療戦略をする必要があると考えている。今回は、凍結肩に対する評価と病期に応じた治療戦略例を紹介したい。

22日(日)

1000:相補的制御の獲得
柳川リハビリテーション病院 村上 淳也 先生

概要
身体制御の方法として代表的な、股関節・体幹での身体重心制御と、足関節での足圧中心制御。これらの制御は独立存在するものではなく相補的作用があります。
今回、失調を主症状とした橋梗塞症例の訴え『フラフラする』に対して、足圧中心制御を目的とした足底板・足部へのアプローチ、さらに相補的な制御を目的とした足関節と股関節協調性アプローチを実施した結果、姿勢制御や趣味である卓球動作に変化がみられましたのでご報告させて頂きます。

1045 休憩

1100
腰部および骨盤帯の機能解剖

文京学院大学 山﨑 敦 先生

概要

歩行における機能的区分では,Locomotor UnitPassenger Unitの両者に骨盤帯は含まれる。
2足歩行では大きな機能を担う骨盤帯に,腰椎を含めた機能解剖について概説する。

1230 休憩

1330:ほんわり整える

     副島整形外科 松岡 さおり 先生

概要

筋骨格系のパラダイムは構造と機能が問われます。運動はその相互作用 を基本とし、痛みも構造的な問題と機能的な問題とまたその双方から起こることが考えられます。
筋骨格系の疼痛は中枢神経系と末梢神経系の双方から影響を受けるため、筋システムは機能的な交差点にあると言われています。どこが源でも痛みは変性した運動パターンを起こすと考えられます。今回は腰痛と膝痛を訴えた症例を通し筋機能に着目して、訴えである前傾姿勢の改善と歩行時の痛みの改善が得られたので発表させていただきます。

14:15 休憩

1430 腰部-骨盤帯周辺の問題に対する評価と治療

福岡志恩病院 吉住 浩平 先生

概要

    いわゆる『腰痛』とは症状であって、診断名ではありません。腰痛の原因となる疾患、組織、機能障害は数多く存在します。多くの原因が存在し、複数の原因が絡み合っていることが多くあるため、その関与の程度を明確にできるか否かが、治療の成否を決めると言っても過言ではありません。今回は腰部-骨盤帯周辺の機能評価と治療法についてお話しします。

 

1600過ぎ終了予定

 

 

参加ご希望の方は①氏名②所属③経験年数④参加日(両日・21日・22日)⑤懇親会参加の有無⑥緊急連絡先をyanafes2009@yahoo.co.jp もしくは、お問い合わせよりお送りください。

追って参加費の振り込み先を返信いたします。よろしくお願いいたします。  申し込み締め切りH27年2月28日

 

なお、会場の都合により定員になり次第、締め切らせていただきます。